銀行金融機関との付合い方、選び方!

今更と思われるでしょうが、転んでしまったとき、転んだ原因も知らなければなりません。

倒産、破産は全て経営者の予見能力の不足です。また、日々の業務に追われて会社が財政的に蝕まれていることを気づかない場合もあります。「そこまで酷いとは」「どうにかなると思ったが」等と思っていたことは経営者失格です。
取引先の倒産のあおりを受ける場合もありますが中小企業倒産防止共済はどうだったのでしょうか。「そんなのはとっくに加入している。それでも資金繰りがダメだった」と言われるなら、その以前の会社の業績が問題でしょう。
いずれにしても、予見することが経営です。

銀行との付き合い方、選び方も予見です。
銀行金融機関との付き合いも、中小企業の場合は信組、地銀が良いなどと嘘を言う評論家や本があります。しかし、信組、地銀は対応が固く、遅く、不親切で問題が多いことが多くあります。

メガバンクでも、中小企業との取引義務の枠があります。特に保証協会保証付き融資がそうです。中小企業、零細企業でも取引をしてくれます。また、リスケの時も対応が早く事務的に処理をしてくれることが多いのです。

債務超過で、自死を選ぶ経営者も信組、地銀から借りている経営者が多いように思われます。メガバンクにそのような事故が少ないのは、メガバンクは、厳しい取り立てをしないからです。

※ここに記載したことは30年間小規模企業のコンサルタントをしてきた私見ですが、あえて記載させて頂きました。悪質な信組、地銀の有ることを注意をして下さい。知る人ぞ知るです。

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